2012年5月3日木曜日

(再び)月末(じゃないけど)ということで

こんにちは

どうも月末は忙しく、ちゃんとしたタイミングでこの企画ができません・・・(ぅω・)
もはや月末企画ではなく月初め企画と化した、「今月読んだ面白かった本」のコーナーです。(いや、それ先月の間違いだろ、というコメントはご遠慮くださいw)

大学生になり、環境も変わり、まあいろいろ忙しくなりました。読書のペースは崩さないようにと気を付けた一か月でした。さて何冊読んだかな。

先月(3月):29冊
今月(4月):32冊

あれ?増えてる・・・(-д-;))

ということで今月の面白かった本の一冊目は、


「海の底」 有川浩



有川浩の自衛隊3部作の第3作目にあたります。第1作「塩の町」、第2作「空の中」に続く今作品ですが、僕の中では一番面白かったです。横須賀に突如現れた巨大エビの大群が人々に襲い掛かる、という怪獣映画のような始まり方ですが、小さいころウルトラマンが大好きだった僕にはどこか懐かしい感じがしました(といっても冒頭はグロテスクなシーンが多いため、忠実に映像化したらまず小学生以下は見れないと思います)。

逃げ遅れた子供たちを引き連れ、潜水艦の中に逃げ込んだ海上自衛隊の風雲児である夏木と冬原の二人と約十人の子供たちのやり取り、また地上でエビの大群に対して柔軟かつ思い切りのある判断で戦う警察官僚の烏丸と現場の警察官明石のやり取りが読んでいて非常に面白く、3作目にして有川浩の文章のセンスが確立したように思えました。

一応3部作という位置づけなので、できることなら1作目の「塩の町」から読んでほしいのですが、各作品は独立しているので、「海の底」だけでも十分楽しめると思います。

有川浩の有名な小説というと「フリーター、家を買う」「県庁おもてなし課」「阪急電車」などがあげられるため、このような怪獣ものの作品も読んでみると、「有川浩ってこんな話も書くのか」と新しい発見になると思います。


続いて2冊目は、


「死神の精度」 伊坂幸太郎



伊坂幸太郎と三谷幸喜(劇作家、脚本家、演出家、俳優、映画監督)の共通点は何か。これは高校2年の時に国語の先生が投げかけてきた質問です。答えは、「伏線を張るのが非常にうまい」
(*^ー゚)b

主人公はタイトルからお察しの通り死神です。彼は職業:死神として働いています。対象者を指示されると接近し、死んでもいいと判断すると対象者は一週間の後に必ず死亡します。この話では主人公が対象者と接近してから一週間を描いた短編の集まりですが、一つ一つの話が面白く、それでいて伏線を最後にどんどん回収していく伊坂幸太郎のセンスに思わず引き込まれました。

「死」をテーマに扱っていながら、暗い所がほとんどありませんでした。一番最初の話と一番最後の話が特に面白かったです。

伊坂幸太郎の本で面白かったのは他に「陽気なギャングが地球を回す」があげられます。こちらもかなり面白かったので、もし読んでいなかったらぜひどうぞ。


最後の本は、


「Another」 綾辻行人



表紙が怖いです・・・(´;ω;`)
これは大学の図書館で借りたのですが、カウンターの人がちょっと引いていました(そういう気がしただけかもしれません)。
綾辻行人の本は噂程度に聞いていたのですが、読もうと思ってもなかなか機会がなく、これが綾辻作品初読了本になります。

まずアニメを見ていたので、「怖いんだろうな~嫌だな~怖いの苦手なんだよ・・・」とどきどきしながらページをめくったのですが、あら不思議。確かに怖さもありますが、そんなことよりも推理小説に近いものがあり、面白くてさっくりと読んでしまいました。(670ページくらいありますがあまりの面白さに瞬殺でしたw)

主人公が転校してきた夜見山北中学校の3年3組には代々怪奇現象が起きていて・・・さらに主人公はクラスにいるある少女のことを自分以外の誰もが見えていないことに気づく、といった始まり方です。アニメがホラー色を前面に押し出し、どんどん人間を殺していくのに対し、原作ではホラーよりのミステリといった雰囲気でした。賛否両論あると思いますが、僕はアニメより原作のほうが面白かったです。

最後の場面はあっさりと終わったためちょっと物足りなかったですが、十分綾辻ワールドを堪能しました(^ω^)
これを機に他の綾辻作品も読んでみようかと思います。


こんな感じですw
おまけとして短編小説「猿の手」(原題:The Monkey's Paw)W・W・ジェイコブズを読みました。化け物語の「するがモンキー」のアイデアになったと聞いたからです。3つの願いをかなえる猿の手のミイラの話ですが、古典作品でありながら結構面白かったので書きました。

まあ、忙しい、忙しいといいつつこれだけの本が読めるだけの時間はあるのでなんか大丈夫ですw大学4年間で500冊読むというのがわが大学の一つの目標らしいので、僕も挑戦したいです!

それでは、また来月

AIT NIM

2 件のコメント:

  1. 「Another」は面白いみたいですね!
    ホラー苦手なのでアニメは見ていないんですけど、
    原作は凄く読みたいです!怖いというより、推理小説っぽい
    と聞いて、ちょっとホッとしましたw

    目標頑張ってください!!(*^^)v

    返信削除
  2. ありがとうございます!!(´▽`〃)ヾ

    たしかに「Another」は原作のほうがアニメより怖くないのですが、日付も変わった深夜に大量の血しぶきと声優さんの本気の絶叫を聴きながら見たアニメと比べると怖くない、ということなので・・・初めての「Another」だとするとちょっとこわいかもしれません・・・(´・ω・`)

    でも面白いほうが上回っていると思うので読む価値はあるとおもいますよw

    どんどん忙しくなり本を読む時間が他のことに吸い取られていますが、頑張っていこうと思いますww

    返信削除